「他人を見て行動」をやめたい
誰かがやってるから自分もこうしよう
誰かがこう主張してるから自分もそれに乗っかろう
この人がこの本を読んでいるから、自分も読もう
私が、普段から思っている「やってはいけないこと」の一部です。普段からそう思っているのに、私自身が普段からやってしまっていることです。他人を見て右へ倣えは私が最も嫌う部分なのに、何故やってしまうのでしょうか。
実を言うと、私にもよくわかりません。もしかしたら生まれついての癖なのかもしれませんし、もしかしたら自己決断が出来ない人間なのかもしれません。そこんところが、よくわからんのですよ。原因がわからないことには、解決のしようがありません。うーん、困った。
じゃあ思考停止してもうこのまま今の姿勢で貫き通すか？そういうわけにもいきません。なんていうか、私が納得しません。今の私に今の私が納得していないのです。困った。ジョブズ的に言うと「納得出来ない日が続いたらなんかをアレした方がいい」ってやつですね。
じゃあどうしようか。何か変化を起こさないことには現状打破は不可能でしょう。ここに自分なりの解決案を幾つか書き並べてみます。
- 他からの情報を鵜呑みにせず、一晩漬け置きしておく
- そもそも他人と自分とを断絶する
- 自己暗示
まず１番。情報を鵜呑みにしないことは大事なことですが、もしかしたら無意識の内にそれをやっていたのではと思い始めました。たとえば「この本面白い！」という情報を入手しても「お、じゃあ買ってみるか」と即断せずに、Evernoteあたりにその情報を一旦保管しておきます。で、次の日あたりに読み返して、その本について前情報（レビューとか）を調べる気力が湧いてくるかを確認します。で、確認する気力があって更にその本を読みたいと尚思うようであれば、その本は「私にとって興味がある本」となる、はずです。多分。ただ、非常にめんどくさいのであまり気乗りはしません。習慣化すればあるいは、ですが。
２番目。そもそも"他人"というインプット手段を断絶することによって自我を形成するやり方。当然ですが、非現実的です。それに（意識を高めに言うと）人生が豊かになるとは、思えません。
３番目。これは大学時代から結構お世話になっている方法でもあります。一時期カッコよくなりたくて鏡の前で毎日「俺はカッコいい」と言い続けていた時期があります。今思うと非常にアレですが、外見はともかく、思考回路が変わったことを覚えています。結構効果あるんですよ。ナチスの拷問でも使われたくらいですからね。詳しくは「ナチス お前は誰だ」でググってください。ただ、今回の場合に関して私はどのように声をかければ良いのでしょうか。うーむ。
色々書いてみましたが、結局のところ最善は「情報を鵜呑みにしない」という事でしょうか。もしかしたらもっと高効率的な方法があるかもしれませんが、今の私にはわかりません。さぁ、どうしようかな。こうやって自分と向き合うのも、悪くありませんね。
