ものかき夢想

ひたすらものかき

デジとアナを橋渡す

今勤めている会社は、デスク上で私用の電子機器を取り出してはいけない決まりになっています。セキュリティ上の観点で致し方がないとはいえ、ちょっとした時間にiPhoneを取り出して思いついた事をメモできません。そのため、どうしてもアナログの手帳やノートを使わざるを得なくなってきます。

 

と、ここでひとつの問題が発生します。

私はあらゆるデータをとりあえずEvernoteへ残しておきたい人なので、アナログに記録したいろいろもとりあえずEvernoteへ残したくなるのです。しかし、当然ながらアナログ→デジタルへの移行は、現代の技術では何かしらのアクションが入ってしまいます。これが果てしなく面倒くさい。スキャンなり書き取りなりなんなりサッとできればいいのですが、半端無く面倒くさがりの私には、はっきり言って苦行以外の何物でもありません。

 

ひとつの解決策として、「メモをスキャン」みたいな項目を時間指定で毎日表示させることでしょうか。否が応でも習慣づける強攻策です。毎朝私のことを起こしてくれる隣の幼なじみ(ちょっと強情でツンデレ)が「ちょっと、またメモをスキャンし忘れているわよ!まったく私がいないとまるで駄目なんだから。ほら、貸しなさい!私が代わりにやったげるから。……べ、べつに、あんたの為にやってるわけじゃないんだからね!」とか言ってくれるなら話が別なのですが、生憎私の隣には婚約済の彼女しかおりません。……ん?

 

もうひとつは、使用しているツールを根本的に変更するかでしょうか。普段使っているメモ帳を切り取れるものに変更し、帰ったらちぎってスキャンしてポイして終わり!とすればいいでしょう。そこに至るまでのルーチンワークの定着を隣の……やめておきましょう。

 

うん、答えが見えてきた気がします。メモツールを刷新して、スキャンをルーチンワーク化する。なんだ簡単じゃないか。そのメモツールを具体的に何にすればいいとか、どのように運用すればいいとかは追々考えていきましょう。これで幼なじみの女の子がいれば完璧だったのですが、現実は少年漫画のちょいエロ枠ほど甘くはありません。