ものかき夢想

ひたすらものかき

2013年7月に読んだ本まとめ

どこぞの誰かさんがやってたので便乗便乗アンド便乗。

というわけでまとめてみる。多分漏れがある。

 

 

ジョーカー・ゲーム (角川文庫)

ジョーカー・ゲーム (角川文庫)

うひょーってなりながら読みました。スパイものなので(だけど?)あまり大きな動きはありませんが、異常な舞台ならではの異常なやり取りが病みつきになります。本筋が通ってる短編もの、みたいな感じで、総じて登場する結城中佐が飛び抜けて異常。そんなお話。

 

宝石の国(1) (アフタヌーンKC)

宝石の国(1) (アフタヌーンKC)

id:yunokixxx さんが読んでいるのを見て気になって買った一冊。ぶっちゃけると「擬人化された宝石たちが敵と戦う」というお話。使い古されてる感はあるけども、宝石たちが宝石(=無機物)たる所以の設定を踏まえてこのステージに立たせてみると、なかなかどうして興味深い世界になります。とりあえずシンシャかわいい。

 

思考の整理学 (ちくま文庫)

思考の整理学 (ちくま文庫)

iPhoneだEvernoteだなんだと騒がれる昨今ですが、アナログでの情報整理も悪くありません。というより、巷ではデジタルでのそれに注視しすぎてアナログの快適さをないがしろにしてやいませんか。いやそんなことは無いんでしょうが、ちょっとこの本でも読んで落ち着きなさいな。

 

ニーベルンゲンの歌〈前編〉 (岩波文庫)

ニーベルンゲンの歌〈前編〉 (岩波文庫)

ドイツの古典文学です。北欧神話に対してもともとある程度の知識があったので、それに類するこの作品が読みたいなぁと思っていたところなのです。ただ、まだジーフリトが女に会いに行ったところで止まっております。図書館の本が読み終わらんでな、ふふ。

 

戦争と恵み

戦争と恵み

駆逐艦"暁"に搭乗していた水雷長・新屋徳治の半生。暁が沈没し、捕虜にされ、その先でキリスト教に改宗するまでの記録が記されております。個人的には暁沈没のあたりをもっと詳しく書いて欲しかったので残念ではありますが、捕虜になった先での様々な出来事はなかなかに興味深かったです。