「ブログを毎日書かなきゃいけない」の呪縛
以前にこんなことを書きました。
ブログは無理に毎日更新しても良いことなんかないと思う、のお話 - ものかき夢想
今の私は日常において"ブログ"にあまり重点を置かずに生活をしております。ブログの書き方だとかブログデザインだとか少し派生してライフハックやセミナーなど、そういう使い古されたフレーズに嫌気といいますか、吐き気といいますか、そういう感情を抱く様になりました。なので、少し距離を置くように生活しております。いつかは戻りたいと思っているのですがね。
しかし、私が距離を置こうとしても、向こうはのこのこついてきます。具体的に言いますと「ブログを更新しないと気持ち悪くなる」ようになっていたのです。これは結構に厄介な症状です。
最初。ブロガーはこう思います。「ブログを毎日更新したい!がんばろう!」
周り。ブロガーはこう言います。「ブログを毎日更新しよう!がんばろう!」
結果。ブロガーはこう叫びます。「ブログを毎日更新しないと気持ち悪くなってきた!やった!」
当初の目標通り、ブログを毎日更新できて、更新できないと、なんだか気持ち悪くなってきます。こうなってる人は結構いるらしく、私もこうなっていました。
毎日更新するにあたってとても良い兆候だとは思うのですが、私のようにブログから少し離れたい、となった場合、とても厄介な事になります。「ブログを毎日更新しないと気持ち悪くなる」のですから。
現実、私が今こうして書いている文章も「気持ち悪く」なった結果書いているものです。これは非常にイカンことです。そんな変な状況で書いた文章なんて100%私の文章とは言えません。もっと、こう、万全の状態で書きたいです。しかし、そういう状態になるためには、現状ではある程度の時間を要します。どんどん気持ち悪くなって、結果、不完全燃焼状態で渋々書くことになります。こんなの嫌だ。
今後一生ブログを毎日書き続ける!という殊勝なブロガーさんは大いに結構なのですが、私のようにリタイヤしてしまうこともほんの少し頭に入れておいたほうが良いかもしれません。私のようになってしまいますよ。