ものかき夢想

ひたすらものかき

私流の情報整理方法について

およそ小説には始まりも終わりもない。

……これからお話しする内容とは関係ありませんが、印象的な書き出しだったので書いてみました。

 

 

情報の整理方法は、私が大学生の時からずっと頭を悩ませている話題であります。「情報は1冊のノートにまとめなさい」でお馴染みの1ノート術だったり、Evernoteの3ボックス法だったり、とりあえず目についたものを色々試しておりました。

で、色々試してみる内に「ネットで拾ってきた方法じゃなくて自分で考えた方法じゃないと駄目な気がしてきた」と、ふと思いまして。PoICは偶然にも割と馴染んで、というより情報カードの存在そのものが自分のライフスタイルに上手く合致しております。ええもん見つけたで。

今回お話するのは、以前からふつふつと考えていた情報整理方法です。皆さんに合うかどうかはわかりませんが、とりあえず現在私はこの方法を試しています、ということで。

 

 

情報を書き込むのは基本的にアナログです。仕事中だったり通勤電車内だったり喫茶店の中だったり自宅の机前だったり、情報を書き込むのはノートないし情報カードです。デジタルという事はあまり無いのですが、"FastEver"や"えばろぐ"などでEvernoteに書き込むことはあります。これらを一次媒体としておきます。

また、場所によって媒体を使い分けています。というより、ノートを動かす労力を出来る限り抑えています。例えば、通勤中に書くノートはPaulSmithのミニノートですが、プライベートで持ち歩いてるのはモレスキンポケットです。また、仕事中はノートですが、自宅では情報カードです。なんでこんな事をしてるかというと、例えば仕事中に何か思いついた時、仕事用のノートを持ってき忘れて何も書けなかった、という状況を無くしたいからです。あれ辛いよ。

 

これらを使って書いていった情報群を、1日の終わりに紳士ノートにまとめます。

基本的に1日1ページ。時系列でまとめていきます。書き込む内容は"すべて"。とはいえ、書く量があまりにも多いと書ききれなくなります。そういう時は紳士ノートに一次媒体のどこに記載されているかを書き込んでおきます。リンクですね。

 

そうやって書いていったページを今度は"撮影"します。撮影した画像をEvernoteへ送信してやります。そうすれば、アナログとデジタルの両方で情報が保存・管理されます。

 

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図にまとめると、だいたいこんな感じ。

参照するのは紳士ノートのみで済むようにします。紳士ノートが手元にない場合はEvernoteを見れば把握できるようにします。Evernoteからだとリンクを辿りにくいのが難点なので、そこはなんとかしたいです。

 

 

……ということを今日から実践してみようと思います。おいおいやってたんじゃないのかよ。半分Yes半分No。ノートをシチュエーション毎に使い分けてはいましたが、紳士ノート以降は今日思いつきました。で、今日紳士ノートを買ってきました。どうなるかは私にもわかりません。inbox多数でまとめはひとつ(2つ?)という3ボックス法とは真逆の方法となります。

 

この方法で考えられるメリット

まず「読み返しが容易」。1冊のノートをペラペラすれば良いだけですしね。これは非常に大切だと思うのですよ。見返して熟成させてこその情報だと思いますので。あ、これ1ノート術に通ずる。

次に「一次媒体のフォーマットを変えやすい」。シチュエーション毎に適したノートの大きさやフォーマットって当然変わってくると思うので、この辺も大事じゃないかなぁと。

どこで書いたのかをある程度推測できる」。外出時は一応何時にどこで書いたのかを記すようにしているのですが、もし忘れてしまった場合でも「このノートにこの時間に書いてるってことはあの店で書いたな」と思い出せる(と思う)ので、メリットとして挙げてみました。

 

この方法で考えられるデメリット

ノートの費用がかさむ」。一次媒体の数が増えると、当然その分媒体を用意する必要が出てきます。てことは、それだけ出費がかさむ、ということです。当然といえば当然ですね。しかも紳士ノートはおろか、私は一次媒体にもモレスキンPaul Smithのノートを多用しているので酷い有様です。

まとめが面倒」。一次媒体から紳士ノートへのまとめは、それなりに気合がいる作業(だと思うの)です。何をどうまとめるか、どうリンクを貼るか、どこにどう書くか、などなど、書きながら考える必要が多分に発生すると思います。

一次媒体の保管に悩む」。様々な大きさ厚さのノートや情報カードがひしめき合うので、用済みとなったノート・カードをどこに保存するかが非常にネックとなります。大きさ毎にまとめるか、用途別にまとめるか、今のうちにしっかり考えておく必要があります。

 

 

 

 

とりあえず、紳士ノートへの書き込みは試行錯誤しつつ自分に一番合った書き方を探そうかと思います。自分に一番合った情報管理方法なんてネットに載ってるわけありませんしね。何事も挑戦、なのです。

 

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