ものかき夢想

ひたすらものかき

頭部に強い打撃を受けた本5冊 #headquake5

おそらくガラスの灰皿。もしくはよくわからん置物。

 

 

冗談はさておき、倉下さんがこんなエントリを書いていました。

 

R-style » 頭をガツンとやられた5冊の本 #headquake5

 ふむ、衝撃を受けた本ですか。私もちょっと考えてみよう。ぬーん

 

 

 

西の魔女が死んだ (新潮文庫)

西の魔女が死んだ (新潮文庫)

最初に読んだのはおそらく中学か高校あたり。いや、中学の同級生とこの話で盛り上がった覚えがあるので中学ですね。タイトルの時点で壮大なるネタバレを食らっているのですが、最後の最後でしてやられました。有名なので読んだことがある人も多いかと思います。あのラストは個人的に大好きです。ほわほわ

 

 

街場の文体論

街場の文体論

発売されて少し経ってからTwitterで地味に話題に上がっていたので買ってみました。一読の時点でも十分衝撃だったのですが、ある程度内容を把握した後にまた読み返すと「あぁ、ここはこういう事が言いたかったのか」と膝を打ちます。打ち過ぎて青痣ができました。嘘です。

 

 

知的生産の技術 (岩波新書)

知的生産の技術 (岩波新書)

私の情報カード運用方法は、ほぼこの本から参考にしております。いわゆるハウツー本ではなく、情報の取り扱い方について疑問を投げかけるだけという内容。「俺はこう思う。お前らはどうだ?」に我々は必死こいて答えを模索するわけです。それがね、また楽しいのです。

 

 

日本語の作文技術 (朝日文庫)

日本語の作文技術 (朝日文庫)

文章を書くので日本語を勉強しないとなぁと思って古本屋で買いました。先ほどの知的生産の技術と併せて日本語力と文章構成力に磨きをかけていきます。

 

 

そして誰もいなくなった (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)

そして誰もいなくなった (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)

かくいう私はミステリ畑の出身でして、こういったミステリは幼少期よりたくさん読んでおりました。その中でも女王の作品は飛び抜けて面白く読みやすく、先が読めないスリリングな展開に毎度息を呑みながら頁を繰っておりました。「そして誰も〜」は私が女王の作品に触れた最初の作品として挙げております。判事かっこいいよ判事。

 

 

 

……とまぁ統一感のない5冊が挙がりました。どれも名著かつメジャーな本ばかりなので、あまり目新しさはないかもしれません。しかし、面白い本ってそういうもんだと思います。おわり。