ものかき夢想

ひたすらものかき

第三者からしか見えない自分自身のこと

 少し前に、深夜特有の"自分自身に辟易"タイムがやってきまして、その時にTwitterで「自分って何が出来るだろうか・利点ってなんだろうか」的なことをつぶやきました。そしたら、ぼちぼちと反応が返ってきたのです。その中の幾つかをここに書いてみます。

 

  • SSが書ける
  • 彼女への愛が語れる
  • 人と仲良く出来る
  • 行動力とパワーが凄い

 

 だいたいこんな感じです。私自身こんなに良い評価をいただけてる事はすごくうれしく思うのですが、それと同時に「まさかこんな評価をいただけるとは」というのもありました。

 まず「SSが書ける」。私がSSを書き始めてまだ日も浅いのに、こんな評価をいただけるとは思いませんでした。確かに書いてはいるのですが、文章を読み慣れてる人からすると、まだまだ見るに耐えない文章構成力だと思っております。精進して参ります。

 「行動力とパワーが凄い」というのも意外な評価でした。私自身そんな風に思ったことがないのに、第三者から見るとそういう風に見えるそうです。実に面白い。

 

 自分が思っている"自分"と、第三者が見ている「自分」は、おそらく似て非なるものなのでしょう。私が考えている"自分"をここに挙げようと思いましたが、やっぱりやめときます。とりあえず言えることは、私は決して「SSを書く」と自称するに至ってはおりませんし、皆さんが思っているほど行動力もパワーもあるとは思っていません。しかし、第三者はそれらを私の利点として捉えてくれている。「自分のことは自分がいちばん知っている」なんてまったくの妄言で、「第三者からでしか見ることが出来ない自分も確かに存在する」と思うのです。今の私がそうであるように。自身からはまったく感じ取る事が出来ないもうひとりの自分ってのも、なかなかおもしろいものです。見ることは出来ても、干渉は出来るというか。考えればキリがないのですし、私の語彙力では限界があるのでこの辺でぶった切っておきます。

 

 たくさん言いたいことがあるのに上手く言葉に出来ないときほどもどかしい事はありません。だからこそものかきって楽しいのですけどね。